産業保健師として働いている友人から「大学に求人があるかもしれない」と勧められたことから、10年以来ぶりに友人のつてを辿って地域看護学の教授に連絡をしました。
面識が無かったにも関わらず、卒業生である私からの連絡を喜びすぐにZOOMで話を聞いて下さり、大学としても働いてくれると助かるという面もあったことから1社推薦してもらうことが出来ました。
誰もが知る大企業だったので私としてはまたとないチャンスと感じましたが、先方が希望していたのは保健師経験者ということだったので不安もありました。
教授は自分の大学から内定者を出したいという思惑もあり、臨床経験の中での退院指導や生活指導を保健師経験として捉えてもらえるよう打診してくれたようです。
しかしながら、その企業が抱えるメインの健康問題は「メンタルヘルス」でした。
メンタルヘルスに関する自己研鑽や経験、精神科患者との関わりについて深く掘り下げされ、「より弊社に合う人がいた」という理由で不採用通知を貰いました。
面接の中で業務について質問したところ、6割くらいがメンタルヘルスの問題で休職している方との面談対応とのことだったので、経験不足だったのだと思います。
初めての転職活動だったことから、書類作成や面接練習のためにかなりの時間と労力を割いていたので、本当にショックでした。
しかしここで真剣に書類作成や面接練習をしていことが、短期間での転職活動を成功させる要素になっていたと思います。
企業での人事部経験のある弟に書類を見てもらったり、両親に面接練習をしてもらったりとなりふり構わず準備を行いました。
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